「映画 暗殺教室」(羽住英一郎監督)

 少年ジャンプで連載中の、松井優征さんのマンガの実写映画化。
 原作は結構好きです。アニメも毎週BSで見てます。
(ネタバレ注意)




 原作は生徒のキャラ全員立ってるんですけど、それはコミックス13巻分の毎週の積み重ねがあるのも大きいので、やはり一部の生徒(渚君とかカルマ君とか)が目立つのは仕方ないかな。展開が駆け足気味なのも同じく。
 でも、生徒役みんな楽しそうに演じてるのはいいですね。
 カルマ君の過去話で彼を裏切った先生役が吉田鋼太郎さんだったのは驚いたし、雪村先生は特別出演の桐谷美玲さんだし! 前もって発表されてないキャストに驚きだ。今回顔の出て来ない浅野理事長とかシロさんも、なんかいいキャスト使ってるのにわざと見せてない感じがするし。
 殺せんせーがCGも声(二宮和也さん)も、違和感がなかったです。
 しかし何より驚いたのはラスト。おいおいそれって、連載で現在進行形で進んでるネタじゃないですか! 松井先生は終わり方をちゃんと決めているという話だし、最初から彼女がああなることは決めてたに違いないから、脚本にもそれを取り入れたんでしょうけど。
 てことは、もし続編が作られるとしたら対死神(ビッチ先生の台詞に出て来た)戦と対茅野戦がメイン? 渚君が今週のジャンプに出て来たあの技を使っちゃったら、渚君の中の人のファンがついでに暗殺されそうですね。