今更ながら舞台挨拶の記事及び「合葬」(小林達夫監督)。

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http://news.tv-asahi.co.jp/news_geinou/articles/hot_20150926_120.html
柳楽優弥、オダギリに憧れ「カリスマ性が」|日テレNEWS24


 遅ればせながら「合葬」の舞台挨拶にオダギリが登壇したということで。
 で、映画を今日見に行きました。以下ネタバレありの感想。


 音楽といい、挟み込まれる怪談要素といい、どこか不思議な感覚の映画。でもこういうの、嫌いじゃない。というか好き。
 彰義隊にそれぞれの思惑や事情を抱えて入隊した若者たちの青春物語ですが、思い込みが激しくて一直線な極や悌二郎(極もだが、悌二郎もなかなかだと思うぞ)が戦いの中で死んでいき、流されるように成り行きで入隊した柾之助が生き延びるのは、ある意味リアルだと思います。三人とも、若者らしい一途さも浅はかさもあり、そこが愛おしい。
 それにしても、「月夜に横笛を吹くオダギリジョー」なんてシーンを考えたのは誰ですか。監督ですか脚本の渡辺あやさんですか。どっちにしろひょっとして天才でしょうきっと(笑)。しかしこれがラストシーンにかかって来るとは。砂世ちゃん、傍から見てると、極と結婚するよりはあの旦那さんと一緒にいた方が幸せになれそうな気がするぞ。そりゃ歳も離れてるし不本意な結婚だけど、旦那さんいい人じゃない。
 オダギリ演じる森さんは、この作品中で誰よりも若い隊士たちのことを考えているにもかかわらず、上の人たちには「差し出がましいことを言うな」と言われ、強硬派の隊士たちには「腰抜け」と言われる上に殺されちゃって、どうにも報われない人でした。その苦悩するとこが美しかったりするのですが(業が深い)。


(9月29日追記)
 ところでこの映画、怪談映画としての側面もあると個人的には思います。同じ杉浦日向子さんの「百物語」を意識した、映画オリジナルのシーンの数々。怪談映画と言っても、映画の内容が怪談というのではなく、「怪談を語る映画」ですけどね。極が見た徳川慶喜の夢の話もあの文脈だと怪談だし、ラストで語られるある真実も(シーン的には慶喜の夢の話と対比されるシーンだと思うので)ある意味怪談なのかも知れません。


(10月3日追記)
 こちらの感想を読むと、やはりラストのあれは(内容的には怪談ではなくても)劇中で怪談として語られた話の延長線上にあるものなのかも知れないと思うのです。