「S -最後の警官-」の9巻から12巻まで読了。
ご多分にもれず正木圭吾さん(職業:破壊活動全般)目当てです。
原作のビジュアルからはちょっと厳しいとこもあるけど、正木さんの出ているところを読んでオダギリに変換して楽しもう!という目論見さ(多分、「リバースエッジ 大川端探偵社」の方が簡単)。
というわけで、ここから先は思いっきりネタバレ書きます。
ドラマ・映画の先の話が知りたくない人はご注意ください。
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正木さんが再登場するのは、9巻の最後。震災後の石巻でボランティアをしてました。実写ではどうなるのかわかりませんが、やっぱり東北方面にはいるんだろうな。
で、プルトニウム輸送船「第2あかつき丸」をジャックするという特大事件を起こすんですが、コミックス3巻分まるまる使うようなスケールの事件なわけだし、それこそ海保や自衛隊の協力も必要になりそうだし、やっぱ映画版はこの事件になるのかな、と。
10巻でイルマちゃんが正木さんを「渋めのイケメン」と言ってて、その辺は実写版でもそのまま言って欲しい(笑)。
正木さんのネット演説シーン、さぞかしかっこよかろう!!(笑)
でもって、正木さん、一號にクロスカウンターかましてるんだよな……一號がボクサーなんで、必然的に殴り合いになるわけで……これを忠実に実写化したら、多分何かを思い出す人が続出しそうな予感もするわけですが。
11巻P96~97の正木一味が描かれている大コマ、これよく見ると「最後の晩餐」を模しているんですね。キリストの位置にいるのが正木さん。……うっかり襄先生を思い出したりもするわけですが、ユダの位置にいるのがドラマにも出て来たハゲ。12巻でああいうことになるということを考えると、この時すでに伏線が引かれているわけですね。どうでもいいがあのハゲ、結構原作に似てたな。
ちなみに、正木と行動を共にするジャーナリストの江戸川さんが使徒ヨハネの位置にいます。ヨハネはイエスの死後にキリスト教を伝道し、福音書や黙示録を書いたとされる人なので、これはこれで役割として正しいポジション。
ついでにこのシーン、正木がおにぎりをすすめているんですが、これをオダギリがやると思うと(笑)。だってクウガ者にはおなじみ、オニギリジョーだし! 雑誌「Pen」でもおにぎり紹介してたし!
とりあえず、ドラマも最後まで見届けましょう。映画への何らかの布石があるかも知れないし。